損が怖いなら読むべき!
エミン流「会社四季報」
最強の読み方の感想

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対象読者
  • 株式投資に興味をもつ初心者
  • 四季報の読み方を学びたい人
  • 株式投資で成功していない人

投資のバイブル「会社四季報」を通じて、どのような企業が利益を上げるか、収益を上げられるか気になるところ。

エミン・ユルマズの著書【エミン流「会社四季報」最強の読み方】を読んだ感想は、四季報の情報から重要なポイントを読み取る手法を学べました。
本書の質の良さに感銘したので、ここからはユルマズ氏と呼ぶよりも敬称の意味も込めて以降「エミン」と呼ばせていただきます。

エミン流「会社四季報」
最強の読み方の感想

エミン流「会社四季報」最強の読み方を学んで投資するイメージイラスト

資産形成のために四季報を読んでいるでしょう。ただし取扱い企業が3,000社以上と膨大なため、どの様に読み進めて良いかガイドがほしいところ。
本書【エミン流「会社四季報」最強の読み方】がまさに手引きの役割を果たしています。

証券会社に勤めるプロでも読みこめていない四季報を「15年間全ページ読み込み」熟知している彼の本だから、ガイドとして役立ちますよ。

エミン流~本書の構成

本書【エミン流「会社四季報」最強の読み方】の目次です▼

  • 第1章 なぜ『会社四季報』は株式投資のバイブルなのか
  • 第2章 四季報の達人・エミン流の実践投資術
  • 第3章 今こそ「日本株」に投資する理由
  • 第4章 上昇株を見つけるエミン流「四季報読破術」
  • 第5章 【実践編】エミン流で見つけたお宝銘柄

【第2章 四季報の達人・エミン流の実践投資術】と【第4章 上昇株を見つけるエミン流「四季報読破術」】の箇所は、繰り返し読むことをおすすめします。本書の肝ですから。

具体的な投資銘柄を知るより、
投資先を絞るポイントがを学ぶべき

本書には具体的な投資銘柄自体が注目している企業名も書いてあるので、手っ取り早く投資対象だけ知りたいと思うでしょう。それだけを注目して読むのは非常にもったいない!

なぜなら、どのようにしてエミンが銘柄をスクリーニングして投資対象にするか、結果だけしか見てないことになりますもの。うわべだけしか目にしていないから学びになっていません。それに、本書を読んだ時点では、掲載企業の株価は変動していますよ。

よくある格言の「魚を与えるのではなく釣り方を教えよ」の言葉通り、四季報の正しい読み方を教えるのが主旨ですから。

具体的には、資産形成において見るべきPERなどの指標以外にも、「注目しているポイント」を学べます。ココの部分を注目しているのは「なるほど、そんな見方があったのか」というのを感じましたもの。ココに関しては具体的な企業名と同様に、本書の肝なのでやはり読んでいただきたい。
時代に左右されない手法であることは確かですよ。ダウンサイドリスク(下振れする可能性)が低い、割安株をスクリーニングして発見する手助けになるはずです。

エミンが成功している手法を学べる

エミン自体も野村證券トレーダーでトップになった経験があるため、彼自身の手法の有効性を証明していますから。
彼の基本の手法は長期投資。いつか大きく上昇する可能性を秘めた会社に投資するスタイルです。ただし、その彼の手法でも百発百中ではないところが、投資の世界の怖いところ。
短期間に儲けてやろうと意気込んでいては火傷します。そのような手法は教えていませんのであしからず。

まず先に「会社四季報 業界地図」を読むのが、経済全体の展開を読むのにふさわしいと感じます(←これに関しては、私の意見です)。ただ、小規模株の中からお宝銘柄を見つけるのには「会社四季報」を読むべきです。
けれど、投資をしていると、そこまで読み込む人も少ないでしょう。事実、会社四季報ですら、全頁を隅々まで読みこむ人はまずいません。私もその一員ですから‥‥‥。

エミン曰く、下手な経済紙を読むくらいなら、四季報だけでも充分と指摘しています。15年以上、隅々読み込んだ彼だからこそ、投資で成功している証拠。成功していないなら、説得力のある本書は書けませんもの。

四季報から景気動向も確認できる

エミン流「会社四季報」最強の読み方を学んで投資するイメージイラスト

投資に関係なく「四季報」を読むこともおすすめします。なぜなら、自分のビジネスにどのように活かすか、どのように自分の今後の進路として使えますから。

自分の業界や異業種の動向を知れる

例えば自分同じ事業の業界の相手の、どこどこの会社はどれくらい成功してるか、失敗してるか、気になりますよね。エミン曰く、四季報から読み取れると指摘しています。

投資目的で四季報を読むついでに、どのように異分野の業界に注目して自社のサービスを売り込むか、ビジネスに活用できる学びが得られる情報源としても使えます。業績が上がっている企業を見つけられますから、次の転職先を考えていたら、参考にもなるはずです。
私自身、投資先の調査にしか四季報を読んでいなかったので、ビジネスへの指摘は彼から新しい学びを得られました。

本書は投資の荒波を渡る羅針盤的存在

「会社四季報」を読まずに投資を始めるのは、「何も持たずに、進路も決めずに、荒波を渡るようなもの」

もしあなたが「どの会社の株を買おうかな。最近サービスや商品が話題になってるし、あそこに投資してみよう」程度の考えだとしたら無謀すぎます。成功も失敗も、投資は自己責任の世界です。勘だけで投資をしないように。とはいえ、あなたが許せる範囲のリスクを取りながらなら、楽しめる世界でもあります。

ただし四季報を読む前に【エミン流「会社四季報」最強の読み方】の本を先に読むべきとお勧めできますよ。投資の荒波を乗り切る羅針盤を手に入れてください。本書を読んでも失敗がゼロにはならないけれども、その確率は低くできるはずですから。

できれば「業界地図」
【エミン流「会社四季報」
最強の読み方】
「会社四季報」の順で読むべき理由

エミン流「会社四季報」最強の読み方を学んで投資するイメージイラスト

本書感想の内容とは、別の提案をしますね。
四季報だけ読むのも心もとないと思っているあなたへ。もし3冊とも読むべきかと考えているなら、「業界地図」>【エミン流「会社四季報」最強の読み方】>「会社四季報」の順で読むことを推奨します。
まず日本経済の全体像の理解から始め、次に読み解きの技法を学び、最後に実際の詳細なデータに落とし込む流れが作れるので、理解が深まるはずです。

3冊について簡単な解説

  1. 会社四季報業界地図
    • 目的と効果 初心者にも扱いやすいビジュアル重視のツールです。市場全体や各業界のトレンド、相対的な魅力を俯瞰できるので、どのセクターに注目すべきかの指針が得られます。
    • 実践のポイント まずは全体の流れや、どの業界が今熱いのかを直感的に把握するために読み始めると、後の詳細分析へのモチベーションや方向性が見えてきます。
  2. エミン流「会社四季報」最強の読み方
    • 目的と効果 本書は、会社四季報(個別企業レベルの詳細情報)をどう読み解くか、その具体的なチェックポイントや視点を教えてくれます。
    • 実践のポイント 「業界地図」で絞り込んだセクターや興味を持った分野に対して、どこに着目すべきか、どんな風に数字や解説を解釈するかを学ぶために最適です。技術を身に付けることで、膨大なデータが「自分にとって必要な情報」へと変わります。
  3. 会社四季報
    • 目的と効果 いよいよ実践段階へ。個別企業の詳細な財務情報、業績予測、事業内容など、投資判断に欠かせないデータの宝庫です。
    • 実践のポイント 1.と2.で大まかな市場や業界の流れ、そして読み解きのポイントが身についているため、これらを踏まえて実際の企業分析に取り組むと、読み解く力が格段にアップします。

ただし3冊とも隅々まで読んでやる!と意気込む気持ちは大切ですけど、思いが昂って大きなリスクを取らないように。
せめてエミン流「会社四季報」最強の読み方と、会社四季報の2冊は読んでおきましょう。エミン流「会社四季報」最強の読み方の内容を身に染み込ませたら、今後は会社四季報だけでも充分と感じていますから。

エミン流「会社四季報」
最強の読み方の感想のまとめ

投資で成功したイメージイラスト

本書を読むことで得られるポイント▼

【エミン流「会社四季報」最強の読み方】は、彼自身の経験を交えながら、四季報から読み解ける「業界の動向」や「企業の成功・失敗要因」を、自分の仕事にも応用できるヒントが満載の感想です。読むに値する内容ですので、一読と言わず、成果をあげるまで読み返すことをおすすめします。

本書最後の「四季報は日本経済の小説である」の一文はなるほど納得させられました。
思うように成功していない投資経験者には四季報の新しい読み方を知るはずです。

あなたも私も誰も損したくないですし、個人投資家として成功したいもの。
大手ファンドのような、四半期決算の期限もないのが、個人投資家の強み。
大手が注目していない、将来有望な小型株を見つけ出して、時間も本書も味方にして、長期投資で夢見ましょう。

四季報を戦略的に使いこなすために
まずは▼『エミン流』を要チェック▼
→ エミン流「会社四季報」最強の読み方 ⇒

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